バイデジタル・オーリングテスト(Bi-Digital O-Ring Test; 以下バイデジタル・オーリングテストと表記します)は、ニューヨーク心臓病研究所所長の大村恵昭博士が考案した方法で、生体そのものをセンサーとして、生体内の情報を指の筋力変化から検出する方法です。「生体そのものが極めて敏感なセンサーであり、毒物を近づけたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋肉の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる」という原理に基づいています。また、「身体の異常のある部分に触れたり、刺激を加えることによっても同様に筋力が低下する。」ということもバイデジタル・オーリングテストの特徴です。
バイデジタル・オーリングテストは、補助的な医学診断法としてとらえることができますが、
などができます。
1.患者さんは、左右どちらかの手の、親指と他の指で輪っか(オーリング)を作ります。
2.患者さんをバイデジタル・オーリングテストする人(験者)が、両手の指を患者さんの指の輪っかの中に入れて開こうとするとき、抵抗して指を開かせまいとする患者さんの指の力の強弱を判定します。
3. この時バイデジタル・オーリングテストが開かない場合をプラス、開く場合をマイナスとして、大きく開くほど異常があると判定されます。
4.個々人の指の力の差による判定のばらつきを避けるために、また、子どもやお年寄りなど、指に十分な力が入らない場合など、間に第三者を入れて検査を行います。
1.同じ病気や症状であっても、その程度や原因、体質は、患者個人個人によりそれぞれ異なります。バイデジタル・オーリングテストは従来の医学データによる知識を個人個人の状態に適切に応用することができ、その人にとって最適の診療・処置を選ぶことができます。
2.投与する薬剤の種類・分量などは、医学的なデータにより標準的な処方のガイドラインがありますが、それが全ての人に適していると限りません。薬剤の適量は個々人により皆異なると言えます。バイデジタル・オーリングテストは一人一人の患者の状態を的確にとらえ、より最適な処方や薬剤の分量を選ぶことが可能になります。
3.薬剤が標的とする患部に届いているかどうかの判定はその薬剤の効果に大きく影響しますが、従来の検査では、医学的にそのことを調べることは簡単ではありません。ガン組織などある種の病巣部には薬剤の流入が妨げられている場合もあります。バイデジタル・オーリングテストを用いることによって薬剤が確実に患部や標的とする部分に届いているかを判定することができます。また、大村博士によれば、もし薬剤がそれらの部分に届いていない場合でも、漢方薬、鍼治療、手の臓器代表領域のマッサージ,歯科的アプローチ(かみ合わせの調整、不適材料の除去など)などにより、標的とする部分に薬剤を届かせることが可能となります。
4.診療の現場においては現在進行中の処置がどのように患者に影響を与えているかを確かめ、その結果をフィードバックし、さらに最適な処置を選択していく必要があります。現在の医学的検査に比べると、バイデジタル・オーリングテストによる診断は即時性があり、その場での診断が可能になります。それによりスピーディーで対応力のある診療ができます。
アプライドキネシオロジー バイデジタル・オーリングテストは、アプライドキネシオロジーをベースにした診断方法です。アプライドキネシオロジー(Applied kinesiology)とは応用運動機能学と訳されます。
1963年、アメリカのカイロドクターであるジョージ・グッドハートによって開発されました。グッドハート氏は、からだの筋肉に対応する臓器の診断や治療としてアプライドキネシオロジーを研究していきました。筋肉反射テストによって、身体機能を検査する診断、治療のシステムといってもいいでしょう。
やがてアプライドキネシオロジーを基盤として、筋力を応用した診断法や治療法が、アメリカからヨーロッパやオーストラリアやアジアなど世界中に広がっていきました。そのひとつが、握力を利用したバイデジタル・オーリングテストというわけです。
アプライドキネシオロジーを「患者さんの体にたずねる診断法」と私は解釈しています。例えば、噛み合わせを治すと、姿勢が良くなることがわかっていますが、これもアプライドキネシオロジーといえるでしょう。要するに歯と全身はつながっていますから患者さんの筋肉の状態を診ながら行う診断を広い意味でアプライドキネシオロジーととらわれているわけです。アプライドキネシオロジーの代表的な診断法は、0−リングテストをはじめとする筋力を応用したもの、筋の柔らかさを応用したもの、皮膚触感を利用したものがあげられます。私の考えるアプライドキネシオロジーの分類は次の通りです。
* 0−リングテスト(握力を応用したもの)
* 狭義のアプライドキネシオロジー
(三角筋《肩から上腕の上部にかけて、肩甲骨、鎖骨,上腕骨を結ぶ三角形の筋肉》を利用したもの)
* ラセッグテスト・SLR・前屈テスト(ハムストリング筋群を利用したもの)
* パトリックテスト・AKAにおけるFebere(大腿内転筋群を利用したもの)
* AKAにおけるfadirf(大腿外転筋群を利用したもの)
* その他・側屈・後屈など
中垣歯科医院では、科学的根拠に基づいた診断、治療に加えて、バイデジタル・オーリングテストを用いて、診断及び治療を行なっています。
バイデジタル・オーリングテストは世界40カ国で研究、臨床応用されている技術で、アメリカでは知的特許認可(1993年2月23日)が下りており、スウェーデンの医学部では必須科目となっています。バイデジタル・オーリングテストの有用性にについて異論を唱える人もいますが、「生体にたずねる」「無意識下の反応を見逃さない」この手法は世界で認められつつある、診断・治療を選択する際の新しい基準と言えます。
例えば内科で薬を処方してもらう時のことを考えてみましょう。30種類もある抗生物質の中から患者さんに合う抗生物質を1つだけ選ぶ時、科学的根拠に基づくだけでは1つの薬を選び抜けない場合が多くあります。患者さんの病状に対して、薬理学の知識を総動員して3つまで抗生物質を絞れても、そこから先、1つに絞ることができない時、バイデジタル・オーリングテストを使えば、1つに絞り込む事が出来るのです。
先生のあてずっぽうで3つの中から適当に選ぶのではなく、バイデジタル・オーリングテストを用いる事によって、選ぶ根拠がもう1つ増えるのです。さらには、バイデジタル・オーリングテストは量や飲む間隔まで判定することができます。(抗生物質感受性試験を行なって薬を選ぶ方法もありますが、時間とコストがかかり、その間に病気が進行してしまいます。)
同様に歯科治療でも、バイデジタル・オーリングテストをすることで、患者さんの身体に一番合っている歯科材料(歯の詰め物や被せ物の種類)はどれか、一番いいかみ合わせはどれか、どの歯から治療を始めるべきか、といった事柄を、これまでのように歯科医の経験則や好み、適当な判断ではなく、もう一つの根拠をもって選択することができるのです。
【向かって右端から2人目】
バイデジタルO-リングテストの創始者大村恵昭教授
【向かって右端から3人目】
バイデジタルO-リングテスト
日本の総本山
久留米、下津浦内科医院院長
下津浦康裕先生
【向かって右端から5人目】
噛み合わせ治療の第一人者日本の歯科治療におけるバイデジタルO-リングテストの第一人者新神戸歯科、院長 藤井佳朗先生
【向かって右端から4人目】
中垣歯科医院、院長
【向かって右端から2人目】
噛み合わせ治療の第一人者
日本の歯科治療における
バイデジタルO-リングテストの第一人者
新神戸歯科、院長 藤井佳朗先生
【向かって右端から3人目】
バイデジタルO-リングテストの創始者
大村恵昭教授
【向かって右端から6人目】
バイデジタルO-リングテスト
日本の総本山
久留米、下津浦内科医院院長
下津浦康裕先生
【向かって右端】
中垣歯科医院、院長
【中央】
バイデジタルO-リングテスト創始者
大村恵昭教授
【向かって右端】
バイデジタルO-リングテスト
の日本の総本山
久留米・下津浦内科医院院長
下津浦康裕先生
【向かって左端】
中垣歯科医院・院長
水銀を50%含むアマルガムの害は本や新聞などでも取り上げられています。海外では訴訟の対象にもなっている金属です。
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ある金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出る金属です。ドイツの保健省では、歯科業界に対して金銀パラジウム合金とアマルガムを使用しないように勧告しています。
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ニッケルクロムは発がん性物質を含んでいるため、歯科金属としての使用は適していません。
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酸化して錆びやすく、すぐに黒色になる銀を、口の中という過酷な環境で使用すると、歯ぐきを黒く変色させたり、溶出の危険があるため、歯科金属としては使うべきでないと当院では考えています。
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金の場合、24Kが純金です。たとえば18Kなら、24K−18K=6K この6K分が金以外の成分です。この残りの金属が身体に合わないことがあります。
>>身体に優しい金属 高カラット金プラチナ合金について
身体によい優れた材料のように言われていますが、利点の「硬い」ということが歯科においてはデメリットになっています。 また、対合歯(噛み合う相手の歯)を傷めたり、取ろうと思ってもなかなか除去できなかったり、アレルギーは減りますが、電磁波を集めるという負の特性があります。
硬さや色や技工上の操作性をよくするために、その素材だけでなく、なんらかの不純物が混じっています。そのため、身体に合わない場合もあります。
* セラミックス
* 樹脂(=レジン)
* ハイブリッドセラミックス(セラミックスと樹脂の混合物)
* グラスファイバー
* ジルコニア
* セメント
せっかく身体に合ういい歯科金属を選んでも、歯と金属をくっつけるセメントが体に合っていなければ台無しです。セメントにも金属が含まれています。
当院では行っておりません。世間一般では米・日の歯科ではインプラントが浸透してきています。インプラントを入れたために調子が悪くなった患者が来院してインプラントの電気を放電したら体調が良くなった症例を経験しています。自分の歯のように噛めるインプラントも魅力です。デメリットを伝えた上で希望される方にはインプラント治療が出来る先生を紹介しています。
義歯の材料にも金属が含まれているため、体に合わない金属が使われている可能性があります。