3DSによるマウスピース除菌治療法

 


3DSによるマウスピース除菌治療法

マウスピースによる虫歯菌、歯周病菌の除菌治療・お手入れ(メンテナンス)

3DSのマウスピースは治療とお手入れに使用できます

善玉菌をそのままに、虫歯菌・歯周病菌を除菌していく予防システムです

善玉菌をそのままに、虫歯菌・歯周病菌を除菌していく予防システムです

口腔内の悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)との戦いは歯が存在する限り一生です

3DSとはDental(歯に)Drug(薬剤を)Delivery(直接届ける)System(方法)という意味から、3つのDとSを取り、3DSと名付けられました。

それぞれの患者さん一人一人、個人用に製作された上・下顎1組の3DSのマウスピースに薬剤(液体・ジェル)を入れて、歯の表面や歯周組織(特に歯肉溝や歯周ポケット)だけに薬剤を作用させます。
腸内細菌においては善玉菌、悪玉菌、日和見菌が入り混じって存在しているため、抗生物質で悪玉菌を選択的に除菌しようとしても無理で、身体にとって有益な善玉菌まで殺菌してしまいます。
いっぽう、口腔内細菌においては虫歯菌は歯の周り、歯周病菌は歯周ポケット内に限局しているので、3DSにより頬粘膜などに存在している口腔内の善玉菌をほとんど殺さずに、悪玉細菌である虫歯菌、歯周病菌だけを選択的に除菌することが可能なのです。

3DSで目指すのは、歯原性菌血症を予防して、血管の老化を防ぐことです。

歯ぐきに炎症があると、歯ブラシやフロスで出血します。
「リンゴをかじると血が出ませんか?」というCMをご存知の方もいらっしゃると思いますが、歯周病が進行すると、咀嚼だけでも歯ぐきから出血するのです。
その出血により、口腔内の細菌が血液の中に入ります。
これを歯原性菌血症と言い、身体のあらゆるところで血管を老化させ、様々な病気を引き起こします。
これらを防ぐためには、口腔内にいる細菌を毎日除菌することが大切なのです。

血管にダメージ 身体にダメージ

歯原性菌血症を予防します

口腔内にあるプラークの細菌は傷口から血管に侵入し、血液に乗って身体の様々なところに運ばれるだけでなく、血管内皮細胞に付着します。これが「歯原性菌血症」です。

血管内皮細胞に付着した細菌は炎症を引き起こし、そこに悪玉コレステロールが集まると血管内壁にこぶをつくり全身の血管を老化させます。いわゆる「血管のプラーク」です。放置すると動脈硬化・心臓疾患・糖尿病・脳疾患などのトラブルを起こす原因になります。

3DSによるマウスピース除菌治療法なら、歯のまわりを除菌し「歯原性菌血症」を防ぐことができるのです。

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