25歳のAさんが僕の歯科医院に来院されたのは、3年前のこと。Aさんは、子供の頃からアトピー性皮膚炎に悩んでいました。アトピーがひどい時にはステロイド剤を塗ってやり過ごしてきましたが、リバウンド現象で悪循環に陥ってしまいました。天然の軟膏や漢方を使ったり、整骨院に通ったりしましたがなかなか良くならず、悩んだ上で僕の医院に来られました。

Aさんにかみ合わせの治療とアマルガムの除去を行なったところ、今まで抑える事が出来なかった、寝てる間にかきむしるという行為が自然と治まり、ぐっすり眠れるようになりました。この患者さんは治療後便秘も解消し、冷え性や肌荒れの症状も良くなり、「治るというよりは身体の機能が正常に戻っていくという感じでした。」とおっしゃっています。

アトピー性皮膚炎…いわゆるアトピーは、花粉症などのアレルギー疾患とともに、近年増加しています。 皮膚科での治療はストロイド剤が使われる対症療法に留まり、本当の原因を見つけて除去するという治療は行なわれていません。アトピー性皮膚炎の原因としてダニやハウスダストなどが挙げられていますが、歯の金属が身体に合っていない場合にも、アトピー性皮膚炎の症状が出ることがあります。皮膚科での一般的な治療を行ってもなかなか改善が見られない場合は、歯の詰め物が影響している可能性があります。

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サプリメント（中国パセリなど）、漢方薬、食事指導、キレーション、海洋深層水、腸内環境改善、冷え取り治療などを医師と連携をとりながら行い、有害金属の排出を促します。

アトピー性皮膚炎の患者さんは、肩こりや腰痛などの症状をお持ちの方が多く、身体に合わない金属を除去することと、かみ合わせの治療をすることによって、免疫力が上がり、多くの症状が快方に向かいます。お口の中の状態を整えるだけでなく、環境ホルモン対策、活性酸素対策、電磁波対策、飲食物指導、環境対策も行います。

アトピー性皮膚炎だからといって皮膚だけを診るのではなく、歯科医だからといって口だけを診るのではなく、できるだけ多くの側面からアプローチして、体の機能を整え、免疫を上げていきます。全身から健康になるようにがんばりましょう！

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保険の詰め物で使われる「アマルガム」は水銀を約50％も含む金属で、高温多湿の口の中で劣化し、蒸発、腐食し続けます。水銀の蒸気は自覚のないまま体内に吸収され、内臓に蓄積されていきます。水銀は重金属の一つで神経毒性が強く、アトピー性皮膚炎といった皮膚症状や、肩や首のこり・腰痛・ひじやひざの痛み・頭痛だけでなく、不眠やイライラ、頭重、めまい、耳鳴り、アレルギーといった症状を引き起こすことがあります。

同じく保険の詰め物で使われる「金銀パラジウム合金」という金属は、携帯電話やパソコンが発する電磁波のアンテナとなって、電磁波をあなたの体に集めてしまう可能性があります。電磁波の影響でアトピー性皮膚炎、肩や首のこり・腰痛・ひじやひざの痛み・頭痛といった症状の他、めまい、動悸が起きたり、疲れやすい、集中できない、皮膚が赤くはれるといった症状が出ることもあります。

また、これらの金属があなたの体に合っていないと、口の中で電流を発生させ、アトピー性皮膚炎、肩や首のこり・腰痛・ひじやひざの痛み・頭痛以外にも、胃腸の障害、脳や心臓など、いろいろなところに影響が出てきます。

病院に行っても良くならない、治療に通ってもなかなか改善しないあなたの症状や痛みは、もしかしたら、お口の中にある金属が原因かもしれません。

口腔内毒性歯科材料（特に金属）

水銀を50%含むアマルガムの害は本や新聞などでも取り上げられています。海外では訴訟の対象にもなっている金属です。 >>詳しくはこちら

ある金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出る金属です。ドイツの保健省では、歯科業界に対して金銀パラジウム合金とアマルガムを使用しないように勧告しています。 >>詳しくはこちら

ニッケルクロムは発がん性物質を含んでいるため、歯科金属としての使用は適していません。 >>詳しくはこちら

酸化して錆びやすく、すぐに黒色になる銀を、口の中という過酷な環境で使用すると、歯ぐきを黒く変色させたり、溶出の危険があるため、歯科金属としては使うべきでないと当院では考えています。 >>詳しくはこちら

金の場合、24Kが純金です。たとえば18Kなら、24K−18K＝6K　この6K分が金以外の成分です。この残りの金属が身体に合わないことがあります。 >>身体に優しい金属　高カラット金プラチナ合金について

身体によい優れた材料のように言われていますが、利点の「硬い」ということが歯科においてはデメリットになっています。　また、対合歯（噛み合う相手の歯）を傷めたり、取ろうと思ってもなかなか除去できなかったり、アレルギーは減りますが、電磁波を集めるという負の特性があります。

硬さや色や技工上の操作性をよくするために、その素材だけでなく、なんらかの不純物が混じっています。そのため、身体に合わない場合もあります。 せっかく身体に合ういい歯科金属を選んでも、歯と金属をくっつけるセメントが体に合っていなければ台無しです。セメントにも金属が含まれています。

当院では行っておりません。世間一般では米・日の歯科ではインプラントが浸透してきています。インプラントを入れたために調子が悪くなった患者が来院してインプラントの電気を放電したら体調が良くなった症例を経験しています。自分の歯のように噛めるインプラントも魅力です。デメリットを伝えた上で希望される方にはインプラント治療が出来る先生を紹介しています。

義歯の材料にも金属が含まれているため、体に合わない金属が使われている可能性があります。